2023.11.06
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兵庫県最高峰の 氷ノ山 をはじめとする山々と、日本海に囲まれた但馬エリア。城崎や湯村をはじめ各地で温泉も湧出。グルメもまた、この地の魅力の一つです。特産物の但馬牛や、冬の味覚の王者・松葉ガニ。小京都・出石の名物・皿そばも見逃せない。但馬はまさに癒しとくつろぎに満たされている。そんな但馬には、多くのユニバーサルな宿があるので、選ぶのに迷ってしまうかもしれません。
そこで今回は、但馬の魅力と、但馬エリアにあるユニバーサルな宿を紹介します。選び方のポイントをおさえて、あなたにピッタリ合う宿を見つけてください。
白砂の浜が約1㎞続く竹野浜は、「日本の渚百選」にも選ばれた美しい海水浴場。水質や透明度の高さは関西屈指で夏はもちろん、それ以外のシーズンも多くの観光客でにぎわいます。海岸へ続く細い路地には、焼き杉板の家々が立ち並ぶノスタルジックな写真映えスポットとなっています。
美しい海を満喫できるアクティビティも充実。シュノーケルやジオカヌー、ジオダイビングなど、数多くのアクティビティを体験することができますよ。
海の幸も見逃せません!全国的にも珍しい「夕市」は、16時から漁港で開催。スルメイカ・シロイカ・赤イカなどのイカ類、イサキ、キジハタ(アコウ)、サワラやブリなど、季節の魚介を楽しめます。
兵庫の北部を代表するリゾート地で、春は山菜、夏はパラグライダーや、ゴルフ、テニスにキャンプなど。ファミリーはもちろん、幅広い世代が楽しめるアクティビティが満載です。
近畿で最も新しい火山「神鍋火山」の噴火口や迫力あふれる滝壺「八反の滝」など自然のエネルギーあふれる場所がいっぱい!秋は紅葉狩りや滝めぐり、冬はスキーやスノーボードを満喫!
名物は、清らかな湧き水と豊かな土壌で育つキャベツなどの高原野菜。滋味深い味は体に染みます。旬の高原野菜が購入できる「道の駅神鍋高原」の人気商品は、地元で昔から愛されてきた「とち餅」。地域に育つ「とち」の実を収穫し、手間暇かけて作られるお餅は、ほろ苦さと独特の香りがクセになる美味しさ。伝統のお味をお土産にどうぞ!
「天空の城」として知られるようになった竹田城跡は、「日本のマチュピチュ」とも呼ばれる近年人気のスポットです。雲海に浮かぶその幻想的な姿が楽しめるのは9月~11月の明け方から午前8時頃まで。(他の季節でも稀に見られますが、晩秋が一番発生しやすいです。)
良く晴れて、湿度が高く十分な放射冷却があり、前日の日中と当日の早朝の気温の差が大きい日が狙い目。竹田城跡と立雲峡は電灯が設置されていないので、懐中電灯をお忘れなく。雨合羽や防寒具も必須です。
また、竹田城跡のふもとは歴史散策路として親しまれています。白壁の塀や錦鯉が泳ぐ小川、松並木に3000株の花しょうぶが咲き誇る「寺町通り」は、趣あるお寺や神社が並ぶ約600メートルの城下町。ときおり単線電車が通り抜ける様子も風情があります。明治初期の造り酒屋を改修した「たけだ城下町交流館」では宿泊やお食事、お買い物などが楽しめますよ。
温泉のまちとして、奈良時代から人々に愛されて続けてきた城崎。温泉街は端から端まで歩いても30分ほど。グルメやアート、歴史を感じられるスポットがぎゅっとつまったエリアです。
城崎温泉と言えば外湯めぐり。7つの外湯があり、温泉ができた時期やお湯の温度が異なるため、近接していながらさまざまなお湯を楽しめるところがうれしいですね。
歴史ある寺院や柳並木を眺めながらの食べ歩きも!但馬牛のメンチカツや松葉ガニクリームコロッケなど、がっつり系のメニューもあれば、城崎ジェラートや湯上りぷりんなどスイーツメニューも充実。
散策にちょっと疲れたら温泉街の真ん中にある「木屋町小路」で休憩を。米粉を使ったカヌレやお酢を使ったドリンクなどで一息ついたら、個性あふれるお店をめぐり、お気に入りをさがすのもいいですね。
日本海に面した水族館「城崎マリンワールド」へは、JR城崎温泉駅から全但バスで約10分ほど。イルカやアシカショーなど10のライブショーや釣ったアジを食べられるプログラムなど大人も子どもも楽しめます。
街には約40軒ものそば屋が並び、関西屈指のそば処として知られる出石。年間100万人を超える観光客でにぎわいます。白い城壁と37基の朱色の鳥居とのコントラストが美しい出石城跡からは、趣ある出石の街並みを一望することができます。
町のシンボルである火の見櫓形の時計台「辰鼓楼」は必須の撮影スポット。今も時を刻み続ける時計台とレトロな出石の街並みのコラボは絵になりますよ。
名物の出石そばの特徴は、出石白磁とも言われる出石焼の小皿に盛り付けた皿そばを何枚も食べる独特の様式です。5枚1組を一人前とし、徳利に入った出汁で薬味と共にいただきます。出石では、食べ終えた小皿を積み重ねた高さが、お箸を縦にした長さと同じぐらいの量を成人男性の一人前とするのだとか。何枚食べられるか挑戦するのもおもしろそうですね。
お腹いっぱいになったあとは城下町をぶらりお散歩。近畿最古の芝居小屋「出石永楽館」や、不意の襲撃に備えた隠し二階がある「出石家老屋敷」では歴史を肌で感じることができます。
歩くのはちょっと…という方は、サザエさんのオープニングにも登場した人力車で散策してみてはいかがでしょう。出石焼の絵付け体験や従来のイメージとはまた違う独創的な出石焼ギャラリーもあり、お土産にするのもいいかもしれませんね。
お隣の但東町は10万本のチューリップが咲き誇る「たんとうチューリプまつり」や安國禅寺のドウダンツツジの紅葉が見事!ちょっと珍しい「日本モンゴル民族博物館」では異国の暮らしを垣間見ることもできますよ。
カバンの生産量が日本一の豊岡市。2005年3月に発足した「カバンストリート」では、カバンの販売はもちろん、カバンの修理やクリーニングを行うお店の他、カバンの自動販売機も!昭和レトロな街並みを横目に、お気に入りのお店をさがしてみるのも楽しそうですね。
街の中心を繋ぐ六叉路は寿ロータリー(ことぶきロータリー)と名付けられ、大正時代にパリのエトワール広場を参考に造られたものです。豊岡駅や大開通りなど、豊岡市内の中核部を繋ぐ隠れたフォトジェニックスポットは趣ある佇まいが魅力です。
大正時代初期に建てられた銀行をリノベーションした複合施設「豊岡1925」ではお食事やカフェタイムを楽しむことも。ノスタルジックな雰囲気漂う建物の中でゆったりとした時間を過ごすのも素敵ですね。
国の天然記念物で幸せの象徴とされるコウノトリを間近に見ることができる「コウノトリの郷公園」はカバンストリートから車で約10分。幻の鳥が悠々と過ごす姿を目にすることができますよ。
城崎にて創業160余年の老舗・西村屋の別館として建てられた新しいスタイルの旅館です。敷地内には5万坪の広大な森林庭園があり、四季折々の庭園を散策できます。
しのめ荘は、城崎温泉の中心部に位置し、大谿川沿いのメイン通りから一本入った静かな場所にあります。 散策に最適なこの立地は、地蔵湯・柳湯へのアクセスも便利で、徒歩わずか2~3分の距離にあります。ここでは、城崎温泉の名物である「7つの湯巡り」をゆっくり楽しむことができます。伝統的な和風旅館の雰囲気を持ち、格子のように組んだ木材と白い壁の美しい調和が特徴です。木肌のぬくもりにあふれた内装や、レトロな雰囲気の本館西階段の壁面モザイクが、心地よく宿泊者を迎えてくれます。
城崎駅から徒歩わずか5分の距離に位置しながら、円山川のほとりの自然に囲まれた場所にあり四季折々の美しい風景を楽しめます。食に関しては、地元の生産者から仕入れる新鮮かつ栄養豊かな特産品を使用。料理人が心を尽くして丁寧に調理。季節を感じる旬の食材を活かした料理をお召し上がりください。
バリアフリールームは、車椅子が必要な方・ご高齢者がご家族など付き添いの方と快適に過ごせるお部屋です。和室が8畳、ベッドが3台(うち1台は昇降式)と6名様までご利用いただけます。トイレ・洗面は車椅子のままでご利用いただける広さを確保、バスルームは専用の移動式チェアが用意されています。
川口屋 城崎リバーサイドホテルには、大規模旅館にはない決め細やかなおもてなしと、小規模旅館にはない快適な空間があります。お部屋もスタンダードなタイプから、特別なひとときを過ごすお部屋まで、様々なタイプが用意されています。
城崎温泉から円山川を挟んだ対岸にある、緑に囲まれた静かなお宿「ひだまり」。ご夫婦やご家族等で静かにゆったりと過ごせる空間が用意されています。
心地よき湯、心地よき味、心地よきおもてなしを提供する湯村温泉の佳泉郷井づつや。一人一人の料理人が自慢の技で熱々の料理を提供する各食事処は、旬の魚介を使い、お客様のお席の前で実際に調理する席前料理など、目と舌で味わって楽しんで頂けます。
朝野家には自然が恵んだ4つの源泉があり、毎分430リットルの豊富な湯量が98.4度の温度で湧き出ています。その温泉の恩恵を得るように、源泉から水を混ぜないように徐々に温度を下げています。お湯に含まれる重曹成分。毛穴の汚れを自然に溶かして落とし、肌を柔らかく白くします。
浜坂温泉保養荘は山陰海岸国立公園内あり、「青い空・紺碧の海・新緑の山々」自然の恵みを堪能。春夏秋冬ごとに、地元「浜坂」「但馬」の旬の食材を使用した自慢の料理が味わえます。露天風呂『観音の湯』は、櫓(やぐら)が印象的な純和風スタイル。暖かい木の香りを楽しみながら入浴いただけます。館内は、車椅子の方や杖歩行の方に優しいバリアフリー対応の設備が充実。車いすの方も安心してご利用いただけます。
豊岡グリーンホテルモーリスは、情緒ある城下町にコウノトリの舞う自然美溢れる、豊岡市
に位置しています。JR豊岡駅から徒歩5分の豊岡市街中心部の好立地にあり、出張にも観光にも最適なアクセスです。
但馬の山々に囲まれた宿、静寂と和みが共存する「ホテルシルク温泉やまびこ」。 ここでは、小川の穏やかなせせらぎや、森でさえずる小鳥の声に耳を傾けながらリフレッシュできます。2022年にバリアフリー対応の客室をリニューアル。シルク温泉まで一番近い1階の洋室です。広めのお手洗い&バスタブゾーン付きで車椅子の方もバスタブへ移乗しやすくなっています。
高原リゾート ブルーリッジホテルが位置するのは標高469mの神鍋山の中腹。城崎温泉、竹野浜、竹田城跡、鳥取砂丘も1時間圏内とアクセス良好。四季折々の観光を愉しむ拠点にも最適なホテルです。
「休暇村竹野海岸」の目の前に広がる日本海は、四季を通じて魅力的な食材の宝庫。鬼エビ、黒アワビ、活けイカ、ノドグロ、松葉ガニなど、近隣の香住港や柴山港から水揚げされ、休暇村に直送されます。また、休暇村には「漁火の湯」という自家源泉を持つ温泉があります。緑に囲まれた海抜60メートルの地点に位置し、美しい入り江と幻想的な漁火の景色を楽しめます。